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Epoh.Lifeブログ

うつの再発・長期化から抜け出すために ~EpohLifeが大切にしていること~

2026-07-23
「もう働けるのに…」と思いながら悩む休職中の女性のイラスト
「なぜ再発を繰り返すのだろう・・・」
1.うつ症状が回復した時、人はどう思うのか
(私の経験)


(1)「もう働ける」
休職して、苦しかったうつの症状が和らいだ時、何を思うのでしょうか。
私は、こう思いました。
「もう働ける」
実際、体調はかなり回復していました。
生活リズムも整い、外出もできるようになり、体力も戻ってきていました。

だから、主治医から「リワークに行きなさい」と言われた時、
「え! なんで?」
そう思いました。

(2)再発予防?
リワークでは再発予防策の大切さを教えられます。
でも、当時の私に頭の中にあるのは
「もう働ける」です。
だから再発予防と言われてもピンとは来ていません。

認知行動療法…
WRAP…
学ぶことは嫌いではありませんでした。
なんか「役に立ちそうな」「面白いこと」をやっている。
カルチャーセンターで何かを学んでいる感覚でした。

自分が再発するなんて思っていませんので、切実さがありません。
再発予防という点に関して、当時の私は困ってはいなかったのです。

2.うつの再発について一般的に言われること

うつ病の再発に関して、厚労省のデータでは 
約60%が再発
2回うつ病にかかると70%
3回かかると90%
と再発率は高くなるとされています。
再発理由として一般にあがるのは以下のようなものです。
「もう治った」と自己判断して、通院や服薬を中断してしまうこと。
睡眠や生活リズムが乱れてしまうこと。
不調のサインに気づけず、早めに対処できないこと。
ストレスをため込み、うまく発散できないこと。
どれも、とても大切なことです。
ですがこれだけでは説明がつかないことがあります。
うつ病は、一度再発すると、二度、三度と繰り返しやすくなることが知られています。
問題は「再発すること」だけではありません。
繰り返し、長期化してしまうことです。

3.再発予防の一般論では説明がつかない「再発の繰り返しと長期化」

再発を繰り返す方、うつが長期化している方にとって、本当に苦しい問いは、
「なぜ再発するのか」よりも、
「なぜ、繰り返すのだろう。」
「なぜ、長期化するのだろう。」
の方が切実です。
そしてこの問いは、
本を読んでも、
YouTubeを見ても、
講義を聞いても、
なかなか答えは見つかりません。
なぜなら、
一般論ではなく、自分自身の話だからです。

4.自分自身を振り返り、自身の再発パターンを見つける

私は結果としてリワークに2年間通いました。
・通院、服薬は継続していて、治療は中断していません。
・体力があり、生活リズムは整っていました。2年間で欠席はありません。
・認知行動療法やWRAPに取り組み、再発予防策についてリワークからお墨付きをもらってリハビリ出勤を行いました。

にもかかわらず、うつの再発を繰り返し、長期化していました。
リワークで取り組むべきことはやりつくし、卒業レポート、発表を行って卒業しました。
ですが復職はかなわず、なぜ、再発が繰り返されるかもわからず、家で独りでいるうちにうつが再発していました。

私がそこからどのように回復していったかは、別の記事に委ねたいと思います。

今振り返ると、当時の私には自分では気づけない「繰り返されてきたパターン」がありました。
そのパターンが、結果として再発の繰り返しや長期化につながっていたのではないかと思っています。

自分のパターン
自分の癖
自分の価値観

これらは長い間かけて作り上げてきたものです。
それは自分らしさや信念に繋がっていることもあります。
あるいは自分が見たくない、自分の姿である可能性もあります。

だから、なかなか気づけない。
ですが、それに気づくためには「自分を振り返る」
それに尽きます。
私自身の繰り返されたパターンは
「もう働ける」
という思いでした。
自分への過大評価であり、過信です。

私が、自分の過大評価に気付いたのは
「自分は、自分を雇うだろうか?」
という問いです。

結論は
「とてもじゃないけど雇えない」
うつが治っていない
にもかかわらず周りの人の言葉に耳を傾けない
そんな自分を雇えないと気づきました。

そんな、見たくない自分の姿に気付いた時が転換点で、
そこからがスタートでした。

「もう働ける」という思い込みが、
「今は働けないんだ」という認識に変わることで、
見えてくる対処がありました。


自分の再発パターンが分かれば、そのパターンに合った対処を考えられるようになります。
そのためには、自分自身を振り返ることが欠かせません。
そして、その作業は本人にしかできないことが必ずあります。
支援者は、その振り返りを一緒に整理し、気づきを手伝うことしかできません。
EpohLifeが、うつの回復にあたっては、本人自身による主体的な取り組みが不可欠であると考える理由が、ここにあります。



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