Epoh.Lifeブログ
生活訓練事業所Epoh.Lifeとは(ブログ始めました)

1.生活訓練と就労移行支援
Epoh.Lifeは、精神疾患・精神障害などによって、生きづらさや働きづらさを抱えている方のための生活訓練事業所です。
認知行動療法やWRAP(元気回復行動プラン)なども活用しながら、メンタル不調との付き合い方や、リカバリーをサポートしている事業所です。
「生活訓練」という言葉は、あまり聞きなれないかもしれません。
障害者総合支援法では、「自立した日常生活又は社会生活ができるよう、生活能力の維持・向上のために必要な支援、訓練」とされています。
「生活訓練事業所」 は時折、同じ障害福祉サービスの「就労移行支援事業所」と比較されます。
ですが、初めて知った方からは、よく「就労移行支援の前段階の事業所ですか?」と尋ねられます。
また「就労移行支援には通えなかったために利用する場所」というイメージを持たれ、生活訓練を利用することに躊躇したり、落ち込んだりする方もいます。
確かに「前段階」に利用する方もいます。
ですが、生活訓練と就労移行支援は「上下関係」にあるわけではなく、役割の異なる支援です。
就職準備に力を入れる支援が必要で就労移行支援を必要とする方もいます。
Epoh.Lifeは、「長く安定して生活し、働き続けるために、メンタルヘルスや生活の安定、再発予防に重点を置いた支援が必要」そう感じる方のための訓練事業所です。
お一人お一人が何を今選択する必要があるのか。それに応じて選択していただければと考えています。
2.Epoh.Life開設の背景
私はかつて双極性障害と診断され、再び仕事に就くまでに約7年かかりました。
仕事再開にあたって、最初に携わったのが障害福祉サービスで、就労移行支援事業所でした。
就労移行支援ではPC等のビジネススキル、コミュニケーション、報連相、就職活動などの様々なプログラムを経て就職します。
就労移行支援に携わって強く印象に残ったのは、訓練を経て就職した方が、数か月で調子を崩し休職する姿でした。
何とかしたくて、自身のリカバリーに最も必要だったメンタルヘルスのプログラムを週に1回担当させてもらいました。
認知行動療法、WRAP等に取り組んで半年ほど経過した時、これらのスキルは役立っているかを面談で尋ねました。
「うーん…なんかいい話を聴いたとは思うけど…よく覚えていない」
『知識だけは忘れてしまう。自分自身の気分をコントロールできるスキルや習慣を着実に身につけてから就職や復職をするのでないと、長く働き続けることは難しい。』
知識を得るための講義だけでなく、メンタルヘルスに関しての反復継続する訓練が必要でしたが、それを週1回のプログラムだけではやり切ることはできませんでした。
そう感じて、2020年4月、生活訓練事業所Epoh.Lifeを船橋市本町に開設しました。